不動産売買と不動産賃貸かくありき
初めて不動産投資に挑戦してみようと考えた時に、多くの方の頭を悩ませるのがコストの問題です。ローンを借りるとはいえ、物件の購入費用は高額です。特に、不動産投資の経験がない場合、収益を得られないというリスクを考えてしまって、高額な費用がかかることに不安を覚えます。実際は初期費用として、不動産会社への仲介手数料やローン保証料もかかります。抑えられる費用は抑えたいというのは誰もが思うことでしょう。
不動産投資にかかるコストのうち、初期費用を節約することでコストを抑える方法があります。初期費用は仲介手数料やローン保証料の他にも、司法書士費用や登録免許税、抵当権設定費用など、いろいろな費用がかかります。この中には、節約が可能な費用も含まれています。
例えば、仲介会社に支払う仲介手数料です。こちらは交渉することで費用を抑えることができます。
ここで重要なのは、物件費用を安く抑えるというよりは、手続きや支払いの方法を工夫して初期費用を抑えるということです。火災保険料がその1つで、契約の期間を短縮することで、初期費用を抑えられます。不動産取得税に関しても、金利を支払えば分割で納付することも可能です。こちらも初期費用を抑えられます。
しかし、この2つはあくまで初期費用を節約できるのであり、 運用を開始したらランニングコストを抑えることが非常に重要になります。常に最低限のコストで運用することを心がけましょう。
物件費用そのものを抑えたい場合、新築の物件ではなく、中古の物件を選び、購入することがおすすめです。
間取りや設備、立地などの条件が同じならば新築よりも中古のほうが安価に購入できるのはご存知の通りです。これにより、物件の購入費用を抑えて不動産を購入できます。
中古不動産を利用して投資をするメリットは、購入費用が抑えられるだけではありません。ニーズにあわせたリフォームやリノベーションをすることで、より物件の価値を高められる点もメリットに挙げられます。新築の物件に手を加えるのは無駄が多いように感じられますが、中古の物件は多かれ少なかれメンテナンスが必要です。メンテナンスのついでにリフォームやリノベーションも実施することで、その時のニーズにあわせた物件を運用でき、収益の向上や空室リスクの低下を見込めます。
ただし、あまり大掛かりなリフォームやリノベーションは、それだけ費用もかかります。節約のために中古不動産を購入する場合、本末転倒になってしまうため、できるだけ少ない費用でできるリフォームやリノベーションを選択しましょう。
中古不動産を購入するにあたって、中には不安を覚える方もいるでしょう。新築の物件と異なり、一度は誰かが住んでいた中古の物件は、必ずしも良い状態で販売されているとは限らないためです。必要になるメンテナンスの程度も、物件の状態に左右されることから、中古不動産の購入において状態の確認は重視すべき部分です。
しかし、不動産会社の資料にある文字や写真を見るだけでは、実際の物件の状態が分かりません。不動産会社から提供されている情報に誤りがないとも限らないため、実際に目で見て確認したほうが安心できます。
中古不動産の状態を確認方法としては、こちらの不動産会社が新潟で開催しているようなオープンハウスを利用することが挙げられます。オープンハウスでは、物件の内部を見学することができます。どれほどのメンテナンスが必要か、状態は良いかなどを自分の目で確認できます。
目に見えない部分に関しては、スタッフが常駐しているため、口頭で質問することができます。中古不動産を購入する場合は、オープンハウスを利用することで、安心して購入を検討できます。